リハビリコラム 第1回「整形外科のリハビリって何をするの? ~専門スタッフと一緒に目指す、快適な日常生活~」|なかじま内科・整形スポーツクリニック|浜大津駅の内科・整形外科

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リハビリコラム 第1回「整形外科のリハビリって何をするの? ~専門スタッフと一緒に目指す、快適な日常生活~」

リハビリコラム 第1回「整形外科のリハビリって何をするの? ~専門スタッフと一緒に目指す、快適な日常生活~」|なかじま内科・整形スポーツクリニック|浜大津駅の内科・整形外科

はじめに

 皆様、こんにちはなかじま内科・整形スポーツクリニック リハビリテーション科です。リハビリコラムを開始致しました。定期的にリハビリに関する疑問や情報について発信をしていきたいと思います。第1回は整形外科でのリハビリについてご紹介させて頂きます。

  リハビリとは「リハビリテーション」の略で、病気やけがなどで低下した身体・精神・社会的機能を、様々な手段を組み合わせて回復・再獲得し、生活や社会参加を可能な限り高めるための総合的プロセスです。

 リハビリテーションの語源はラテン語の「re(再び)」と「habilis(人間らしい、できる)」で、「再び人間らしく生きられるようにする」という意味です。

  肩や膝、腰などに痛みを感じたとき、「リハビリを受けた方がいいのかな?」「リハビリではどんなことをするの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。整形外科のリハビリは、痛みを和らげるだけでなく、身体の機能を改善し、日常生活をより快適に送れるようにすることを目的としています。今回は、整形外科で行うリハビリの内容や専門職の役割、リハビリを受けるまでの流れについてご紹介します。

 

1.リハビリでは何をするの?

 整形外科のリハビリでは、医師の診断や身体の状態に応じて、一人ひとりに合ったプログラムを実施します。 主な内容には、関節の動きを改善する運動、筋力トレーニング、ストレッチ、バランス練習、歩行練習などがあります。また、必要に応じて物理療法を取り入れることもあります。

  例えば、膝の痛みがある方には、膝の状態を確認しながら筋力トレーニングや関節運動を行います。肩が上がりにくい方には、肩関節の動きや周囲の筋肉の状態を評価し、無理のない範囲で運動を進めます。

  リハビリの内容は、痛みの原因や症状、年齢、生活習慣、仕事やスポーツなどの活動内容によって異なります。

 

2.リハビリに関わる専門職とその役割

 リハビリには、専門的な知識と技術を持つスタッフが関わっています。

 理学療法士(PT)

 理学療法士は、主に立つ、歩く、起き上がるといった基本的な動作能力の維持・改善を支援する専門職です。

  筋力や関節の動き、バランス能力などを評価し、運動療法や動作練習を行います。腰痛や膝痛、肩の痛み、骨折後の機能回復、スポーツによるけがなど、さまざまな症状に対して、身体の状態に合わせたリハビリを実施します。

 

医師・看護師などとの連携

 医師は診察や検査を通して診断を行い、治療方針を決定します。リハビリスタッフは、その方針や患者さんの状態を踏まえてリハビリを進めます。また、看護師などのスタッフと情報を共有しながら、症状の変化や治療上の注意点を確認することも大切です。それぞれの専門性を生かし、患者さんを支えていきます。

 

3.リハビリを受けるまでの流れ

 「リハビリを受けたいけれど、何から始めればいいの?」と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。リハビリ開始までのでの流れをご紹介します。

 ① 受付・問診

 まずは受付を済ませ、痛みのある場所や症状、いつから痛みがあるのか、どのような動作で痛みが出るのかなどを確認します。日常生活や仕事、スポーツで困っていることも、診察の参考になります。

 ② 医師による診察・検査

 医師が症状や身体の状態を確認し、必要に応じてレントゲンなどの検査を行います。その結果を踏まえて診断し、薬物療法や運動療法など、適切な治療方針を検討します。リハビリが必要と判断された場合は、症状や状態に応じてリハビリの方針が決まります。

③ リハビリスタッフによる評価

 理学療法士が、関節の動きや筋力、姿勢、歩行、日常生活での動作などを確認します。そのうえで、「痛みを軽減したい」「階段を楽に上り下りしたい」「スポーツに復帰したい」といった希望を共有し、目標やリハビリの内容を検討します。

 ④ リハビリの開始

 評価結果に基づき、運動療法や動作練習などを行います。身体の状態や症状の変化を確認しながら、運動の種類や負荷を調整していきます。また、自宅でできる運動や日常生活で気をつけたいことについて説明を受ける場合もあります。リハビリの内容や通院頻度は、症状や治療方針によって異なります。

 ※実際の流れは、症状によって異なります。リハビリを希望する場合は、まず医師にご相談ください。

 

4.痛みがあるときこそ、身体の状態を知ることが大切

 痛みがあると、身体を動かすことが不安になり、活動量が減ってしまうことがあります。状態によっては、動かさない期間が長くなることで筋力や関節の動きが低下し、日常生活に影響する場合があります。一方で、痛みを我慢して無理に運動すると、症状が悪化することもあります。 大切なのは、痛みの原因や身体の状態を把握し、適切な運動量を見つけることです。医師やリハビリスタッフと相談しながら、自分に合った方法で身体を動かしていきましょう。

 

5.日常生活をより快適にするために

 リハビリの目標は、痛みを軽減することだけではありません。「階段を楽に上り下りしたい」「長い距離を歩けるようになりたい」「仕事や家事を無理なく続けたい」など、患者さんによって目標はさまざまです。 リハビリでは、筋力や関節の動きだけでなく、歩き方や立ち上がり方など、実際の生活に必要な動作にも注目します。また、自宅でできる運動や日常生活での注意点についてアドバイスを受けることで、普段の生活の中でも身体の回復や機能維持に取り組むことができます。

 

6.継続することが大切です

 身体の機能や痛みの変化には個人差があり、改善までに必要な期間も異なります。身体の状態に合わせて適切な運動を続けることが大切です。 リハビリの途中で痛みが強くなったり、新しい症状が現れたりした場合は、無理をせず医師やリハビリスタッフに相談しましょう。

 

まとめ

 整形外科のリハビリは、痛みの改善、筋力や関節の動きの回復、日常生活動作の向上などを目指して行います。

  理学療法士は主に基本的な動作能力の改善を支援します。医師をはじめとするスタッフが連携し、患者さん一人ひとりの状態や目標に合わせて支援することが大切です。

  リハビリは、医師の診察や必要な検査を経て、身体の状態に合った方法で進めていきます。「痛みがなかなか改善しない」「以前のように身体を動かせない」とお悩みの方は、一人で抱え込まず、まずは医師に相談してみましょう。

  自分の身体の状態を知り、専門スタッフと一緒に、快適な日常生活を目指していきましょう。

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